自動車免許は大きく分けて3つの種類があります。ひとつは第一種運転免許と呼ばれるもので、この免許を取得すると自動車やバイクが運転できるようになります。ふたつめはバスやタクシーなど旅客運送目的で使用する旅客車両や、代行運転車両である普通車を運転するのに必要な第二種運転免許です。もうひとつは仮運転免許で、これは、第一種免許の取得を目指している人が、練習などの目的で公道を運転する事が可能な免許です。尚、2017年3月より免許制度が変更されており、車の種類として準中型自動車が新しく設けられています。そのため、これに応じた自動車免許として準中型免許と準中型仮免許が新設されています。
準中型自動車というカテゴリーが新たに加わった事により、普通自動車や中型自動車の基準も見直されていますのでこれから車の免許取得を目指す方は注意が必要です。
普通自動車が運転できる第一種運転免許を取得するには、自動車教習所に通学して取得する方法と、教習所の免許合宿に参加して取得する方法などがあります。自動車教習所に通って取得を目指す場合、かかる費用はAT車で約28万円、MT車で約30万円が一般的と言われています。
一方、合宿した場合にかかる取得費用は、AT車で約20万円、MT車で約22万円が相場となっており、教習所に通学する場合と比べると、とてもリーズナブルです。
また第二種運転免許も第一種運転免許と同様に教習所に通学したり、合宿に参加する事によって取得する方法があります。この免許の取得費用は30万円前後が一般的で、これは第二種運転免許の取得に必要と言われている費用とほぼ同額です。